葬儀を執り行う前に故人を飾りつける作業

家族が亡くなったときは、お通夜や、葬儀を執り行うまで遺体を安置しておく必要がありますが遺体の枕元には枕飾りを飾りつける必要があります。



枕飾りには花瓶を置いて樒を挿すのですが、樒が用意できない場合は、白菊を挿しても構いません。



樒は仏壇に供えるときに使ったり、お墓や、お寺に植えたりする植物で、宗派を問わずお供えに使われています。
葬儀を執り行うときに使用される樒は、かさばるので葬儀場のスペースを取りすぎてしまうので、近頃では紙樒や、板樒などといった印刷されたものを式場の入口のところに掲げるという方法が主流になってきていて、樒は飾り付けずに、供花として花だけを飾るという方法も多くなってきています。
枕飾りのローソクと、線香は消えることがないように、遺族の方たちが交替して、ずっと見守るというのが昔からの慣習となっていますが、近頃では長い時間ついたままの状態にすることができる便利なローソクや、線香が販売されています。
色々な説あるのですが、枕飾りのローソクの光は、仏様の光明のことを指し、線香から立ち上る煙は、仏様の食べ物のことを指しています。

そして、灯りは亡くなった方が迷うことがないように、道を照らしてくれているという役割があるとされています。



一膳飯は、枕飾りを飾るときに亡くなった方の枕元に、お供えをする、ご飯のことで、生前に故人が使っていた、お茶碗に山盛りのご飯を盛り付けて、真ん中に故人が生前に使っていた箸を立てたものを指しています。